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2級船舶免許を取りに その2 学科教習

月島のMLAで、2級船舶免許を取る事にして、1月19日と20日の2日間、行ってきました。

 

昨年人気グループ「嵐」の大野さんが、嵐にしやがれ というテレビ番組で2級船舶免許を取得されたのがこのMLA教習所です。

 

受講生の中には、大野さんのファンだからという理由で船舶免許を取りに来る方もいるそうで、影響力の大きさに驚くばかりです。

 

受講生の人数で、教習スケジュールも少し変わる見たいですが、自分の場合は、大昔にジェットに乗るために小型特殊船舶免許を持ってるので、教習が2時間短くなり、学科試験も最初の12問が免除になります。

 

ちなみに、小型特殊は10年前に失効してますが、今回2級に合格すると、復活するみたいです!

 

さて、2日間の教習スケジュールですが、1日目と2日目の夕方は学科の勉強です。2日目の午前中が、実技教習と実技試験、2日目の夜が学科試験、という流れでした。学科はテキストや、問題集が事前に貰えますので、一通り読んであるし、内容としてもそんなに難しいところは無いのですが、覚えなくてはならないものが結構あります。

 

まず、

・船の世界は基本右側通行。

・それから相手が右に見えたら自分が避ける。

・モーターボートは他の種類の船を避ける。

など、意外と知らない基本があります。

 

それに加えて、 覚えないと全く分からない事も結構あります。一例では、、、

 

■灯火

夜間の船は、相手の船の姿が見えなくても、前後左右で違う色に光る灯火で相手の向かう向きを知るので、そのルール。

船は左側に赤いライト、右に緑のライトが付きます。相手が右に見えたら自分が避けなくてはならないので、つまり赤いライトが右前に見えたらそいつは、ぶつかるかもしれないから避けろ、という仕組み。

 

■掲象物

大きい船だと、動いてるか止まってるか一目で分からなかったりするので、船が自分の状態を他に分かるように掲げなくてはならない掲象物。黒い球を掲げてる船は、錨泊中だよ。とかです。船を買った時、備品に黒球というのがあり、何に使うんだ?と疑問でしたがコレなんですね!

 

灯台の光り方

日本沿海にはたくさんの灯台があるので、間違えない様、一つ一つ光り方が違う。その光り方は海図に記号で書いてあり、その読み方を学ぶ。Fなら光っぱなし、ISOなら半分光って半分消える。、FLならピカッと光る、など。

 

■浮標式

海の道路標識でもある浮標式。これより右側は危険だよの、右舷標識など。

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これらをがっちり勉強します。

 

どれも、知らなくては海に出れない大切なもの。試験勉強だけではなく今後安全に走れるようきちんと覚えます。

 

長時間の学科講習ですが、先生の教え方も上手で、ちゃんと聞いていれば合格できると思います。テスト独特の注意事項などもアドバイスくれますが、それ以上に実際の海での経験とかを元に話してくれるので、理解できるというか、やっぱり独学よりはかなり安心です。学科試験の合格率は9割程度との事。

 

これから船に乗ろうとしている自分にはとても有益で興味深く楽しい時間でした。