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2級船舶免許を取りに その3 実技教習 陸上編

免許もないのに、船が欲しい一心で2018年末にボートを購入してしまったのですが、2019年1月に国家試験免除の教習2日間コースで、2級船舶免許を取りにいきました。

 

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月島のMLAボート教習所です。

1日目の学科講習を終えると、2日目は朝から昼過ぎまで、実技です。実技で使う船は、想像以上にカッコいいヤマハの20フィート艇です。

 

実技は、前半が講習で後半が試験となります。前半では試験で行う内容を体でおぼえます。

 

まずは、ロープワークと出航前点検、コンパスの見方などの実技です。

 

陸上での試験項目としては、

 

1.出航前点検&コンパス&ロープ

2.トラブルシュート

3.始動

4.解らん

5.係留

6.エンジン停止

 

という感じです。

 

 

自分は、フェリーとかには乗ったこと有りますが、釣り船含めて小型の船に乗った経験はほぼ無く、もちろん操縦経験は完全なゼロ。購入した船の扱いや、係留、どこでガソリンいれるの?とかも全く分かりません。

その為、マイボートの係留のためにロープワークも事前に完璧に練習しておいたので、

他の受講生が苦戦する中、ロープは余裕でした。

 

ハンドコンパスの見方も、初めて使う物ですが

対象物に向ければ、その方位が度数で出るだけ。

 

その後点検。

艇体に異常が無いか?安定は大丈夫か?エンジンや、オイル、プロペラや装備は大丈夫か?など簡単な点検を行います。車が好きな人ならすぐ出来るレベルの事です。

 

そしてついにエンジン始動。

これは手順が細かくて車とだいぶ異なるので少し苦戦。

1.燃料の手動ポンプ確認

2.船外機位置、水面異物確認

3.ギアニュートラル確認

4.非常スイッチ確認

5.キーONで通電確認

6.始動

7.メーター異常確認

8.船外機のパイロットウオーター確認

 

始動そのものはキーを捻るだけなので車と変わらないのですが、その前後の手順が色々ある感じです。

 

あと、船は車で言うギアレバーとアクセルが一つになった「リモコンレバー」というもので動かします。

 

真ん中がニュートラルで、前に少し動かすとギアが繋がり、さらに押すと加速していきます。後進は後ろに倒します。変速は無く、前進1速後進1速です。

 

当たり前ですが、ブレーキは無いので、リモコンレバーの具合で走る止まるをコントロールします。

 

試験として難しいのは、トラブルシュートですかね。各部の役割を理解していないと答えにくいです。「セルは回るがエンジンが掛からない、ガソリンは入っている。さてどこを点検しますか?」みたいな事が2回くらい聞かれます。

 

解らん係留は、ロープワーク、とくにクリート結びと、もやい結び、巻き結びができれば大丈夫です。注意する事は、船が流されないように、風下から解らん、風上から係留する事と、外したロープは船に乗るまで持っておく事です。

 

ここらの手順を試験では間違えず出来る必要あります。自分は突然始まったトラブルシュートで冷や汗かきまくりでしたが、なんとかクリアできました。

 

 

 

 

 

 

つづく