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2級船舶免許を取りに その4 操船&実技試験

2日間の2級船舶免許取得コースの2日目。実技の後半戦です。

ここからはついに、実際の操船です!

 

今日の受講生は2名。一人1艇での教習です。

 

月島の桟橋を、教官の操縦で出航。

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出発地付近

(写真無く、グーグルです。海もでる!!)

 

運河の様な少し広いところに出たら、いきなり操縦交代です。すぐに水門があらわれビビりますが、近づくと案外広くて無事通過。

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今回は片方が閉まってました。

 

日曜日という事もあり、通行する船はほとんどありません。

 

天気も良くて波も無く、最高の船日和です。

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だいたい、この辺りを走りました。月島から一旦越中島の方に行き、そこから豊洲。教習は豊洲からレインボーブリッジの手前あたりの水面を中心にやりました。最後は隅田川を旧築地市場を見ながら戻ってくるコース。観光としても最高のコースです。普段電車なので、越中島豊洲なんて全く別の駅ですが、海からみるとすぐ隣なんですね!

 

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こんな構造物も見ました。昔の貯木場だそうです。

 

教習は試験科目に沿って、操縦方法を学びます。

 

何をするにも大切なのは、安全確認。

動く前には前後左右の指差確認。

指定動作が終われば、周囲確認。

止まる時は、後ろを確認。

当たり前ですが、船にはバックミラーはありません。

 

試験項目は、覚えている範囲では下記の通り

■陸上項目

1.出航前点検

2.トラブルシュート

3.始動

3.解らん

4.係留

5.エンジン停止

 

海上項目

1.発進

2.増速

3.転進

4.避航

5.蛇行

6.救助

7.着岸

8.離岸

 

だったと思います。

陸上の方は別の所で書いたので、海上の所を書きます。

 

1.発進

2.増速

両方とも操作自体は簡単です。

・発進操作をして下さい、とか言われます。

・船外機周囲にゴミなどがないか見る

・前後左右の指差安全確認

・リモコンレバーで指定の回転数まで加速

・出来たら周辺確認し、周りヨシ!出来ました!

で終わりです。

 

3.転進

1.や2.にステアリング操作が入ります。船のステアリングは車と違って、速い方が良く曲がるので慣れるまで少し時間かかりましたが、広い所での教習なので、、まあ問題はないです。

・走行中、レインボーブリッジの右側の橋脚に向けて転進してください、とか言われる。

・曲がる方向と、その後方を確認。「みぎ、右後ろヨシ」などと言います。

・指定の向きになる様ステアリング操作。

・周辺確認し、周りヨシ!出来ました!

で終わり。

 

4.避航  こここら少しだけ難しくなります。

他の船を避ける、というものですが、実際の船を避けるのでは無く、走行中にいくつかのパターンの絵を出され、それに対して正しい避航操作ができるか、というもの。

 

・走行中、絵を出されます。

・相手の船がこちらに向かって来る絵です。

・右から船が来た場合、正面から来た場合などのパターンがあるようです。

・「右から船がきてぶつかりそうです。正しい避航動作をしてください、」とか言われます。

・行う操作を言葉で言います。

「右に転進し回避します。」など。

・安全確認「右、右後ろヨシ」のあと実際にその操作をします。

・出来たら、周辺確認。周りヨシ!出来ました!

で終わり。

 

5.蛇行

3つのブイの間を蛇行するだけ。簡単です。

後方水面確認。前後左右の指差し確認がいつも通りおわったら、「右から行きます」とどちらから行くか宣言します。

 

ブイに当てないように気をつけて操船し、終わったら後方確認。「後ろヨシ!」で停止して出来ました!で終わり。

 

6.7.8.が難しいやつです。

6.救助

海に転落した人に見立てた棒を救出します。

・いつも通り、安全確認してスタート

・その際、救出用の長い棒(ボートフック)があるかも確認する。

・救助者に向かう。

・10m程度手前で停止。「右から救助します!」などと宣言。

・微速で接近、数m手前でギアを中立。

同時に舵を救助者と逆に切り、船後部を救助者に寄せる。

・デッキから手か、ボートフックを伸ばし救出

・「出来ました!」でおわり。

 

7.着岸

出航したら、絶対に着岸しなくてはなりませんが、練習ではこれがなかなか決まらず苦戦しました。自分の船でも大変だろうな。。

テストではどうにか着岸できましたが。。

 

・着岸点を指示されます。 

・この時点で、船はだいたい着岸しやすい位置にあります。

・通常の安全確認に加え、ボートフック、ボートフェンダー、係留ロープを確認し、ボートフェンダーを船の外に出します。

 

・普通は左舷着岸です。最後のバックで船が左側に寄っていくので停めやすい。

・着岸点に向けて左斜め30度でまっすぐ進む

10mくらい手前で、停止。着岸点と周辺確認。「周りヨシ!着岸点ヨシ!」

・微速前進で接近。4mくらい手前で中立、同時に舵を右いっぱい。

・惰性で船が着岸点に寄っていく。

・着岸点が操縦席あたりに来たら、舵を直進のままギアをバック。

・船尾側が着岸さらにに寄る

・デッキより、手かフックで着岸点にタッチ

・「出来ました!」で終わり

 

8.離岸

着岸試験から流れで離岸に行きます。

・船が着岸した状態で、水面、安全確認。

・フックで押して、船を離岸させます。

・右舵、後進で離れます。

・この時船首が岸側に寄るので、ぶつからないか確認し、指差呼称。

・舵をまっすぐに戻し、前方確認、停止。

フェンダーを取り込む。

・「出来ました!」で終わり。

 

 

 

細部は記憶違いもあるかも知れませんが、以上の感じです。

自分は試験ではだいたいの項目をほぼ間違える事なくクリアできました。