2級船舶免許を取得、ボートを購入した。家は埼玉、ボートは三重。滅多に乗ることは出来ない。2月に納艇された時に1回だけ試運転したものの、それ以来3ヶ月乗ってなかった。
GWは、船に乗りに三重に。練習を兼ねて初クルージングに出動だ。
船の置き場は、英虞湾の奥の方なので、浜島港を経由して賢島方面を目指してみることにした。
いつかは湾外に出てみたいが、波の強い場所で操船したことが無いため、自信がない。しばらくは湾内で腕を上げるしかない。
英虞湾は地図で見ると狭く見えるが実際はかなり広い。しかし東京湾とは異なり、筏や、漁具など様々なものが四方八方に浮かんでおり、気が抜けない。
自分の船である、日産FSC-730リバティはサンルーフがあるので、そこから顔を出して海面を良く見ながら慎重に進む。
写真は合歓の郷の沖あたり。
他の船とすれ違う時などは、避ける必要があるのか?など一瞬判断迷うこともあった。相手が右から来たら避けるんだ。とつねに頭の中で繰り返す。他の船の引き波を超えるときも感覚が分からず緊張した。
この辺りからは、スロットルを開け全開手前で英虞湾内を鵜方方面に走る。
おそらく、20年以上前の古いエンジンだが、ちゃんと気持ちよく走れ、スピードも出る。
天気もよく、初めて見る海上からの英虞湾の景色に本当に感動した。これだけで船を買って良かったと思える。
30分ほど走り、来た道を帰路に着く。
携帯を使った簡易海図 C-mapを使用してるので、航跡をたどってホームポート?へ
着岸は、船の進行方向からぐるっと180度回り込み、頭から付けるタイプ。この180度回転が難しく、またそれ程狭いわけでもない停泊スペースに船を入れる事が自分にはとても難しくて相変わらず一発で決まらず、なんども流されやっとの思いで着岸。
この桟橋はすごくて、船を固定するロープが、前後左右の4箇所と、バウスプリットのどセンター合計5箇所にあり、かなりガッチリ固定できる。
前後左右のロープは海中から伸びているので、
斜め侵入でも、ボートフックで半ば強引に舫を取り、なんとか向きを安定させる事ができる。
前部左右のクリートと先端も舫をとり、無事到着。
それからエンジンを切る。
船をちゃんと係留してからエンジンを切るのが基本。もしエンジンが掛からなかったら流されてしまうから。
約1時間の初クルージングは無事に終了。
最後にガソリンを補充。船には20lの携行缶を3つ積んでいる。この船は100lくらい入るタンクで、ほぼ満タンで出航し1時間走って2缶弱、大体40リットル飲み込んだ。走った距離は、c-map上で9海里。16kmくらい。リッター400mか^_^
燃費は車に比べるとだいぶ悪いけど、古い2ストのエンジンとしてはそんなに悪くないような。でも金かかるなあ。