私が所有する船は約1年ほど前に、船舶検査を受ける予定だったのですが、直前にバッテリー上がりや灯火の不良などが発覚。
自宅から500km近く離れた距離にあるため、修理もできずに、船検が切れたまま、約1年が経ってしまった。
やっとまとまった休みが取れたので、1年ぶりに訪問し、修理を行う事とした。
久しぶりに対面する日産FSC-730リバティ
全くの放置の割には綺麗で安心した。
その前に、、、
いつも100%といっても良い確率でハチが巣を作る場所が船内にあり、今回も同じ場所に。
中には生きた幼虫、近くには飛び回るアシナガバチ。毎回、ハチとの戦いが必要となる。
そして、1年ぶりにエンジン始動。
この古いトーハツ製2ストローク140馬力船外機は、すさまじいタフさの持ち主。
30年くらい前のエンジンと思われるが、
年に数回しか使わないのに、常に一発で始動する。
今回も1年ぶりの始動だが、やはり一発で目覚めた。トーハツすごい。
そして今回のメイン作業。
全周灯と配線を交換。前回の点検で灯具本体か、その手前の配線、または屋根の防水コネクタのどこかが悪いことまでは切り分け済み。
全部丸ごと交換する。
交換前
交換後
LEDになって今風に。
簡単に見えるけれど、これが結構大変で、、、
色々錆びついており、ネジ類は大体緩まないので、全て破壊しながら進む。
防水コネクタの規格が違い、FRPの屋根に穴を開けたり、塞いだり。
さらに、灯火本体の取り付け穴が合わず、金属の台座にインパクトで穴あけ。
などなどなんとか完了。
無事に光る様になりました。
これで、1年越しの船舶検査が受けられる。