素人がヤフオクで55万の激安中古ボートを買ってみたブログ

ボートど素人が何も知らずにヤフオクで中古ボート購入、免許取得の日記

ボート 燃料補給どうしてる??

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日産FSC-730リバティ 

2018年にヤフオクで、免許もない時に現物見ずに購入した。

 

船を所有するまで、疑問だったのが、みんな燃料どこでいれてるのか?ってこと。

 

ネットで調べても案外書いてない。マリーナとか海の駅なら高いけど入れてもらえるとか。そんな情報くらいしかみつからず。ちかくにない場合どうするの?という疑問が。。

 

答えは、多くのひとは携行缶で入れてるんですよね。

自分のように、周りに何もないわりと小さな桟橋に係留してる場合は給油のサービスとかも無いので、自分は携行缶です。

 

この船は100リットルくらいのタンクにレギュラーガソリンのため、20リットルの携行缶を3つ用意して減ったらガソリンスタンドで買ってきて給油してます。

 

携行缶は、鉄製だと錆びて、錆が混入して燃料系統を詰まらせるため、ステンレス製が良い。

ちなみに自分は金ないので鉄製。

 

京都でガソリン撒いて火付けた事件もあり、最近ガソリンを持ち帰りで買える所が少なくなりましたね。

 

 

 

 

 

 

ボート ソーラー発電を搭載!

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日産FSC-730リバティに、ソーラー発電を搭載しました。

 

滅多に乗らない船だけに、始動用バッテリー上がりが心配です。

バッテリーは、写真左下のボックス内に搭載されてます。

 

ちょうどその上に、背もたれの様な部分があるので、そこにソーラー充電器をつけました。

 

ソーラーパネルと、整流器のセットで3000円。

バッテリーに繋ぐ配線も付いてました。

 

パネルはインシュロックで背もたれに固定。整流器はバッテリーボックス内に両面テープで貼り付けました。

 

装着して1年ほどが経ちますが、問題なく作動しており、バッテリー上がりも起きてません。

 

 

 

ボート 海中で何かに引っかかる

正月休みで、久々にボートに乗った。船はちょうど1年前の2019年2月にヤフオクで購入した、30年前の24フィート艇 日産FSC-730リバティ 船名はリトルパイレーツと命名した。

 

正月の誰もいない英虞湾をのんびりクルージングして、そろそろ戻るか、と舵を桟橋方向に向けて戻りかけたときだった。

 

船が後ろから引っ張られた様に急減速。エンジンも苦しそうな感じがする。スロットル開けても船全体が後ろに引っ張られる感じで前に出ない。初めての事だが、よくない事が起きていると言うことだけは間違いない。直感的にスクリューに何かが巻きついた!と感じた。免許とるときに教わった通り、すぐにスロットルを戻しスクリューの回転を止める。

続いて船外機を上げてプロペラ周辺を目視で調べるが、特に何かが絡まった様子もない。

 

船外機を下ろして恐る恐る船を進める。

船は何事もなく進み、その場を脱出した。

 

はっきりしないが、多分水中に張ってあった、漁具用のロープに船外機自体が引っ掛かったようだ。水中に漁具等がある場合、目印にウキや発泡スチロールが付いているのだが、目印だけ流されてしまったのかも。

 

夏に操船ミスで、浅瀬に座礁しそうになったので、今回は電子海図と海面をかなり注意深くみていたが、わからなかった。

 

たまたま何事も無くてよかったが、すこし怖い思いをした。

 

 

 

ボート 釣りをしてみる

ボートを買う人の多くは、釣り目的と聞く。その為釣りの技術が高い人が多いと思う。

 

一方、自分自身は釣りは素人。船が欲しい、から船を持つことになったという人間なので、船釣りの経験も知識ももともとない。

 

釣り道具は簡単な物を持ってはいるから、地上からの釣りはたまにやる。

以前、船で沖にでて釣りをしようとしたが、仕掛けがどんどん流れてしまい、またうまく沈まず、まったく釣りにならなかった。

そして周囲を見張りしながら、操船もしながら、釣りをするという芸当はまだ自分にはハードルが高い。

 

そこで今回も前回に続き、係留中の船の上から糸を垂れる釣りをした。これから揺れもなく安心だ^_^

 

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ヒイラギという魚が釣れた。

小さな魚なので唐揚げにして食べたが、身がもっちりしており、なかなかおいしかった。

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マイボード 半年ぶりの出航 チルト不具合

正月休みは、車で船のある三重へ。夏に行って以来だから半年ぶりだな。

 

今回の目的は、もちろん船に乗る事。

 

実はこの船の購入動機は、船が欲しいという事であり、ほかに大した目的もなく、家族で楽しめたら良いなー程度。だが肝心の子供がまだ小さかった事もあり船の揺れを怖がり、乗るのを嫌がることが多かったのと、埼玉に住み、船は三重という滅多に乗れない環境で、自分自身の船への気持ちがすこし冷めてしまい、朽ちていく船を想像して不安になったりと、手放そうかと考えるようになっていた。

 

しかし以前は怖がってた3歳になる息子が、最近は積極的に船に乗りたいと言うようになり、自分としてもモチベーションを保つ最後のチャンスと捉えて、この乗りたい熱が冷めないうちにと、無理してやってきたのだ。

 

自分の船は、船も古いが、エンジンも古く、多分新艇のときから付いていた30年前のもの。今はほとんど見かけない年代物のトーハツ製2スト船外機である。

 

免許を取って初めて知ったのだが、船外機ってものは、係留中は上に跳ね上げてあり、使うときだけ水中に下ろすようになっている。

 

この上げ下げする仕組みをチルトと言う。

 

この船のように140馬力などの大きなエンジンは重さも数百キロになるため、手では動かすことは出来ないので、チルトは電動になっている。

 

操縦席にて、リモコンレバー(車でいうアクセル)ユニットにイグニッションキーを挿しオンにする。そしてチルト下げスイッチを押すと、船外機は電動で下がって水の中に入っていく、、、はずだが苦しそうな音を立てて全く動かない。

 

もちろん、船外機が下がらないことにはいくらエンジンをふかしてみたところで、プロペラは空中で回るだけで動くことはできない。

それどころか、もしこの状態でエンジンをかければ、壊れてしまう。

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奥にあるのが、チルトで上がった状態の船外機。

 

船外機を揺すったり、上に乗って体重をかけたり、を繰り返すと、少しだけ下がるようになった。2名体制で、1人が操縦席でチルトスイッチを操作して、もう1人が海に落ちそうになりながら、船外機を押したり揺すったり。これを繰り返す。だんだん船外機の可動範囲が広くなっていき、ついに正しい位置に下がることができた。上げ下げもとりあえず問題ない。

 

錆だろうか??いつか完全に動かなくなるだろう。そうなったらどうしよう。150万以上する船外機を買うほどの余裕も必要性も今のところない。壊れないよう、気休めに錆止めスプレーを吹いておいた。

 

船外機は、チルトが下がった状態でないとエンジンを始動してはダメだ。プロペラの辺りからエンジン冷却用の海水を吸い込む仕組みのため、チルトが上がった状態だと吸水口が海面より上に出てしまい冷却できないからだ。

 

そのため、チルトが下がってやっと本日のメインイベントのエンジンの始動ができるのだ。半年ぶりの始動なんて、最新の電子制御満載の車でも掛かるか心配。私のVWパサートなら尚更怪しい。愛車であるバイクのGSX-Rキャブレター車なら、半年放置なんてしようものなら、エンジンが掛かるまで1日仕事の大イベント。これが30年前の2ストエンジンで、毎日海の上に浮かんで放置されること半年となれば、エンジンが掛かるまで3日かかってもおかしくない。そんな極度の緊張の中の始動なのだ。

 

始動操作自体は、車やバイクとそんなに変わらず簡単である。まずプライマリポンプで燃料を送る。船尾の床下に100リットルくらいの燃料タンクがあり、そこから船外機まで燃料ホースが繋がる。燃料は普通のレギュラーガソリンだ。

 

この燃料ホースの途中に手でニギニギするポンプがあり、それがプライマリポンプ。これを固くなるまで、数回握ることで燃料を船外機に送り込む。

 

そのあとは、操縦席のキーをひねるだけだ。

 

半年ぶりの始動、さあ掛かるか???

前回の反省もあり、チョークはオフで。

心配をよそに、なんとなんと一発で始動。エンジン自体は古くて、外観も色あせてはっきり言えばボロだが、中身はとんでもなく元気だ。船を買うまでトーハツなど聞いたことすらなかったのだが、トーハツすげーな。バイクの掛かりが悪すぎるエンジンも、VWパサートの小うるさいディーゼルエンジンも、できるならトーハツに交換したいくらいだ。

 

正月で誰もいない穏やかな英虞湾を、のんびりクルージングして楽しんだ。なにより子供が船に乗って楽しそうな姿を初めて見せてくれたので、船を手放すのはもう少し先になりそうだ。

 

 

 

 

ボート購入記 ワイパーゴムの交換

ワイパーゴムを交換する

マイボートの日産FSC-730リバティ。

あまり使う事もないのだが、買った時からワイパーゴムが切れている。

 

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写真を撮るのを忘れてしまったので以前撮影した全景。

 

フロントガラスにワイパーが付いている。

 

車のワイパーとはすこし形状が違うし、ブレード部分もステンレスなのか?黒ではなく、金属の色だけど、構造は車と大して変わらない。

 

ただ、ブレードの付け根が見たことのない形で専用と思われ、車用を流用してのブレードごと交換はできなそう。

ブレードを外してオートバックスに持ち込み、同じワイパーゴムだけ交換できるか聞いてみる。

 

しかし店員さんもこういう客がよく来るようで、見た瞬間、船ですかー?つくのはないと思いますよー?との回答。

 

自己責任で、長さが同じで、断面は見た感じが近いゴムを購入して帰ることにした。

 

付けてみたところぴったり!

車のワイパーゴムでも取り付け可能だった。

 

肝心のワイパーの拭き具合は。。。

構造上、ガラスの曲面とワイパーの曲がりがフィットしておらず、真ん中あたりしか拭けない。無いよりマシ程度です。

 

 

 

 

 

中古ボート FSC730 中間検査を受ける

船舶検査(船検)

船にも、車の車検の様な検査が必要。

船舶検査 通称船検(せんけん)

 

6年に1度の定期検査が基本で、

その間に中間検査というのがある。

つまり3年に1度は検査があるという事になる。中間検査と、定期検査はやる事は同じで、費用が違うだけ。

 

自分のFSC-730リバティ 24フィート艇の場合

中間検査14,900円

定期検査24,300円

となり、自賠責や重量税などが無いため車の車検よりは大幅に安い。

 

マイボートである日産FSC-730リバティーは、2019年の2月に購入したが、中間検査がその年の8月までとなっていた。かなり早めだが、4月ごろに船舶検査協会的な所から船舶検査の案内が届いた。検査が切れたら乗れないので、早く受けねば。

 

車の車検制度のような物ではあるけれど、少しイメージが違う。以下違うところ

  1. 検査機関からちゃんとお知らせが来る
  2. 検査に行くのではなく、検査官が来る
  3. 法定備品や灯火などの確認が中心
  4. 重量税や自賠責が無い=車より安い

 

また、万一検査切れになったらもちろん乗る事はできないが、車と違い検査官が来てくれる仕組みのため、仮ナンバーを取ったり、積載車で車検場まで運んだり、という必要はなく、再受験して合格すれば、また乗れる。

 

船舶検査(船検)の流れ

今回の中間検査の受験手順は下記の通り。

 

期限が近づくと、船検のお知らせと一緒に振込用紙が届くので支払いをする。支払いは郵便局のみ可能。

 

検査官が回ってくる曜日が、地区ごとにきまってるので、自分の停泊場所の曜日で希望日を決める。

 

停泊場所の地図や、自主検査の結果を書く紙があるので、指定通り書いて、振込済の振込用紙と一緒に郵送する。

 

あとは検査が近くなると確認の電話があり、当日を迎える、という感じ。

 

自分の船は三重県にあり、自宅の埼玉から検査の日にピンポイントに行くのが困難なので、今回は近くに住む父親に立ち会いを依頼した。

 

立会は検査の申込書に立会者を書く欄がある。

 

当日は、

まず船体外観に異常ないかチェック。

船の安定性なども見たようだ。

 

続いて信号紅炎や笛、消火バケツ、救命浮環、ライフジャケット、黒球、係留ロープ、アンカー、工具などの法定備品があるか、信号紅炎が期限内かの目視確認がある。

 

そして灯火類が正常か。

 

エンジンが掛かるか。

 

あたりを確認して1時間くらいで終了。

特に問題はなかったよう。

 

後日、新しい船検証とステッカーが送られてくる。ステッカーを船体左右の船舶番号の近くに貼れば終了。

 

これで法的にはあと3年走れる。

 

船検の法的備品

自分の場合、船に積んでいないと検査に通らない法的備品は以下の様な感じ。年式や大きさでかなり細かい違いがあるので注意。基本は船を買った時に付いている物がそのまま有ればOK。

 

  • 信号紅炎(有効期限に注意)
  • 消火バケツ
  • 救命浮環
  • ライフジャケット(定員分/船名記載)
  • 黒球
  • 係留ロープ
  • アンカー
  • 工具

(あと船舶検査証、船舶検査手帳、海図)

 

普段使わない物が多いので、どこにあるの確認しておくのがよいです。

 

 

信号紅炎について

次回の定期検査の時には、信号紅炎の交換が必要。ちょうど定期検査ごとに使用期限が切れるようになっている。これは2個1セットの物が必要でネットで5000円くらいで売ってるので、定期検査の時には買っておく。

 

灯火について

灯火の点検もあるので、これも普段使わない人は点灯方法を確認しておく。自分は色盲で夜間航行禁止の免許なので、そもそも灯火は使わないため、使い方も知らなかったが、この船だと操舵の右のスイッチを1段引くと舷灯、2段引くと停泊灯だった。当日慌てないようにする。

 

エンジンについて

検査でエンジンの始動がある。かからないと不合格になるので、バッテリーが大丈夫か?チルトや始動に問題ないか?検査前に確認しておく。あまり乗らない船だと、一発目はかかりにくい事もあるので、できれば早めに着いて暖気しとくのが良い。